診療分野
緑内障
緑内障 緑内障の有病率は40歳以上で約5%といわれており、基本的には進行性で元に戻すことができない視神経および視野障害(見える範囲が)をきたします。見える範囲が狭くなっていく病気で、失明原因の第1位です。
■どんな症状?
視神経の障害はゆっくりで、視野(見える範囲)も少しずつ狭くなっていくため自覚症状はほとんどなく、知らないうちに進行していることが多くあります。最も重要なことは、早期発見・早期治療です。
進行しないよう治療を継続することが大切となります。
初期 弓状に見えない部分が出現。自覚症状はありません。 |
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中期 見えない部分が広がり始めますが気づかないことが多いです。 |
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末期 視野はさらに狭くなり視力低下にて初めて自覚するようになります。 |
■緑内障の種類
●原発閉塞隅角緑内障
隅角が狭くなり、房水の流れが悪くなり、眼圧が上昇するもので中高年の女性に多いです。
●原発開放隅角緑内障
隅角は狭くないが、その機能が悪く房水の流れが悪くなり眼圧が上昇するもので慢性に経過します。
●正常眼圧緑内障
眼圧は正常にも関わらず視神経が障害され、緑内障の約6割を占めます。
●続発性緑内障
ぶどう膜炎、ステロイド点眼薬の長期使用、外傷、網膜疾患などで起こるものです。
●先天性緑内障
隅角の形成不全により房水の流れが悪くなり、角膜の混濁などが起こります。
■検査方法
定期的に眼圧測定、視野検査を行います。
視野検査は写真のような2種類があり、患者様に合わせた方法で行っています。
検診で視神経乳頭陥凹拡大を指摘されたことがある方は視野検査を受けてみることをお勧めします。
定期的に眼圧測定、視野検査を行います。
視野検査は写真のような2種類があり、患者様に合わせた方法で行っています。
検診で視神経乳頭陥凹拡大を指摘されたことがある方は視野検査を受けてみることをお勧めします。
■治療方法は?
眼圧を低くコントロールすることが重要であり、点眼薬・レーザー治療・手術が一般的です。
まず、点眼薬から始め、眼圧測定や視野検査を定期的に行い、点眼薬を変更したり追加したりしていきます。
眼圧を低くコントロールすることが重要であり、点眼薬・レーザー治療・手術が一般的です。
まず、点眼薬から始め、眼圧測定や視野検査を定期的に行い、点眼薬を変更したり追加したりしていきます。
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