Sample Dental Clinic

022-378-5666〒981-3217 仙台市泉区実沢字立田屋敷17-1

スポーツ整形外科・関節鏡センター

肩関節

腱板断裂

 中・高年の「いわゆる治らない五十肩」の代表疾患です。上腕骨と肩甲骨をつなぐ棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋(これらをまとめて腱板といいます)が断裂することにより、その程度により動作時の肩の痛みや、腕が上がらないなどの症状を引き起こします。転倒などの外傷や、あるいは徐々に発症することがあります。自然治癒は期待できない病態ですが、ブロック治療や理学療法を行うことにより、生活上不便の少ない状態に持って行くことは可能なため、当院ではまず保存療法を行います。難治性の場合は、手術療法が考慮されます。手術は関節鏡を用いた最小侵襲手術で行っております。術後1か月程度は装具による患部の安静が必要なため、入院期間は1週間から1か月程度と、遠方から治療にいらっしゃる方に配慮しております。術後3-6か月程度は重労働やスポーツ活動を控える必要があるため、治療のタイミングを考慮する必要があります。広範囲の断裂に至っている方に対しては、大腿部から腱を採取して断裂部を修復する腱移植手術、あるいは上方関節包再建術を行っております。

凍結肩(五十肩)

 時間が過ぎれば自然に治癒すると誤解されがちですが、経過は障害の程度により異なります。一般的には数か月から年単位の経過で、痛みの強い炎症期、痛みは少ないが可動制限が強い拘縮期、その後徐々に可動範囲が拡がり治癒に至るとされていますが、必ずしもそうではありません。障害が軽度の方はセルフケアが中心となりますが、痛みの強い方はステロイドの関節内注射が極めて有効です。また理学療法により、早期に生活上不便の少ない状態への可動域改善を目指します。難治性の場合、早期の治癒を希望する方には、関節鏡を用いた最小侵襲手術を行います。入院は数日から1週間程度となります。術後1か月程度で生活上大きな支障がなくなる方が大多数です。

石灰性腱板炎

 腱板に石灰がたまることにより難治性の肩痛を引き起こすことがあります。内科疾患との関連はなく、腱の加齢が原因と考えられています。発症後早期の場合は自然吸収が期待できますが、吸収されず慢性化する場合があります。当院ではそういった方に対し、局所麻酔下での石灰洗浄手術を行います。局所麻酔のため入院の必要はありません。また、石灰が十分除去された場合は、手術直後より症状は大きく改善します。難治性の場合は関節鏡を用いた最小侵襲手術を行います。入院は数日から1週間程度となります。